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アーティスト、ココ・キャピタンへのインタビュー。彼女のハンドライティングによる作品がグッチ2017-18年秋冬コレクションのウェアやアクセサリーに登場します。
 あなたのハンドライティングの作品 #CocoCapitanWritingはどのように生まれたのですか? 表現されているのは、あなたの詩ですか?
 
「書く」ことは私の幼い頃からのライフワークです。 #CocoCapitanWriting はその結果の集積です。あるフレーズがとても印象に残ることがあるように、言葉には宝石の煌きのような美しさがあり、それを正しい順序で組み合わせれば言語のアートとなり、お気に入りの絵画を見ているような気持ちにしてくれるのです。人々はそれを「詩」と呼びますが、私はその呼び方を好みません。なぜなら「詩」と言ってしまうと、詩人や詩を理解する人々だけの世界に限定されてしまうからです。私は人々の自然な話し方が好きで、広告や大衆的なスローガン、まだ完全に言語能力が発達していない子どもの話し方、あるいは外国語を流暢には話せないけれど限られたボキャブラリーや間違った文法でもなんとか複雑な感情を表現しようとするときの言葉遣いに惹かれるのです。
 
あなたのアーティストとしての出発点について教えてください。何かきっかけとなったことがあるのですか?
 
とても自然な成り行きです。私は字を覚えると、いつもノートに何かを書いていました。昔ながらの遊びが好きだったので、ビデオゲームには関心がなく、絵を描いたり文字を書くことを楽しんでいました。最初の頃、つまり、まだ幼かった頃はただ思いつくままに言葉を書き連ねていました。例えば「El pollo mira la choz(鳥が帽子を見ている)」とか、「El muñeco feo se peina(変な人形が髪をとかしている)」とか、こんな言葉を繰り返し書いては、同じページにその言葉通りの絵を描いたりしていました。10代になるともっと意識的に書くようになりました。当時の言葉には今ほどのアイロニーはなく、もっと個人的でポエティックな文章を書いていました。その後、自分の意見をもっとシンプルに伝えたいと思うようになりました。見る人に無駄な時間を使わせないためにも。インターネット、とくにInstagramが普及してからは、私はフォトグラファーだと思われることが多くなりましたが、私自身は作品に重要なストーリーが欠けているような気がしていたのです。そこで、「書く」という行為をもっと視覚的に扱ってみようと考えました。私の「書く」という行為を哲学的に表現するならば、それは「私は言葉で絵を描く」ということ、つまり具体的な形を見せるのではなく、言葉でイメージを写実的に表現することです。
 
「Common sense is not that common」と「What are we going to do with all this future?」というフレーズは、#GucciArtWallプロジェクトに採用され、ミラノとニューヨークの巨大ウォールに展示されています。この2つのフレーズにはどのようなストーリーやメッセージが込められているのですか?
 
すべての作品にストーリーがあります。私には「何か面白いものを見つけなければ…」という発想はありません。ストレスや矛盾を感じると、何かしらのメッセージが自然に頭の中に浮かんでくるのです。
例えば、「I want to go back to believing a story」というフレーズは成長への失望や、悪いことは起こらないファンタージーの世界を信じていた幼少時代を懐かしむ気持ちを表現しています。残念ながら、大人になると、なんだって起こりうるし、それは人も時も選ばないということを学びます。そして「I want to go back to believing a story」という気持ちになるでしょう。
 
「What are we going to do with all this future?」というフレーズは、友人のフランシスと一緒にコスタリカに滞在している時に思いつきました。私はいつもノートを持ち歩いていて、そのときは何か新年に向けた言葉を書き記しておこうと思っていました。現地でとても興味深く感じたのは、人生について考える時、あちらでは誰もが楽観的で、人生はこれからもただ続いていき、未来など自分で決められるものではないと思っていることです。私は自らの疑問に新たな疑問で答えました。「What is all this future going to do with us?」と。
 
「Common sense is not that common」というフレーズは、もっと日常的な矛盾を表現しています。自分にとっては当たり前のことで、相手にとっても当たり前だろうと思うことでも、そうではない時があります。そのことはすでに哲学には存在している考え方でしょう。私はこうした普遍的なことに気づき、ほかにも多くの人が同じ意見を持っていることを確認することが好きなのです。
 
アレッサンドロ・ミケーレとのコラボレーションはいかがでしたか? クリエイティブな視点を共有することはできましたか?
 
アレッサンドロは素晴らしい人で、彼とコラボレーションができることは本当に光栄です。アレッサンドロと初めて一緒に仕事をしたのは、ニューヨークで開催された2016年クルーズコレクションのファッションショーでした。私はグッチのInstagram向けにニューヨークの様々な景色を写真におさめました。アレッサンドロは私の仕事をサポートしてくれて、私を奮起させたり、私がこれまで考えたこともなかったような新たな物の見方を教えてくれたりしました。お互いに多くのことを学び吸収できたことを、本当にうれしく思っています。
 
 
『A Mag Curated By Alessandro Michele』でのコラボレーションについて詳しく教えていただけますか?
 
制約は全くありませんでした、完全なる自由です。アレッサンドロ・ミケーレは私にイタリアに行って、彼の大切な場所を見てきてほしいと言いました。私の仕事はただ、私の視点で写真を撮ること。そこで『A Mag Curated By Alessandro Michele』のチーフ・エディターであるダン・サーレーがアレッサンドロと行き先を決め、私はその通りに各地を巡りました。彼らは「女友達と一緒に行ってみては?その方がリラックスできるでしょう」と提案してくれました。旅を終えてみると、私はたくさんのメモを残していることに気がつきました。そこで、写真のストーリーを明確に表現するために言葉を入れることにしたのです。
 
 
北京でのエキシビションはいかがでしたか? 北京にはどのような印象を持ちましたか?
 
とても素晴らしい経験であると同時にチャレンジングでした。私は4年前にアジア各地を巡り、旅行中に撮った写真とノートをまとめて『Middle Point Between My HOUSE and China』という本を出版しました。その経験と今回のプロジェクトには多くの共通点があり、どちらも私はカメラとノートだけを携えて異邦人として各地を旅したのです。そのため、『A Mag Curated By Exhibition』は私自身の中国でのエピソードのエピローグのように感じています。
 
 
「Female gaze(女性の視点)」という言葉、そして新たなスタイルでファッションをとらえる新進気鋭の女性フォトグラファーの一人として見られることをどう感じていますか? そしてそれはどんなスタイルで、どんな視点なのでしょうか? 
 
その言葉も、それがどういうスタイルを指しているかも理解していますが、私自身としては、写真に多様性を与え、より多くの人に見てもらえて、より面白くすることができるならどんなスタイルでも良いと思っています。
 
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2017-18年秋冬コレクションでグッチとコラボレーションしたスペイン人アーティスト、ココ・キャピタンとのQ&A。ココ・キャピタン
 

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