The Exhibition

デムナがキュレーションを手がけたエキシビション「Gucci Memoria」では、サン・シンプリチャーノ大回廊を舞台に、105年にわたるブランドの軌跡を没入感あふれる展示で紐解きます。フィレンツェをルーツとするグッチのアイデンティティとその進化を映し出すインスタレーションが、過去と現在を行き来する多次元的な舞台装置となり、ひとつの世界観を創り出します。

大回廊の中庭には、1966年にヴィットリオ・アッコルネロがデザインしたグッチ フローラを想起させるような、色とりどりの花が咲き乱れています。フラワーやベリー、蝶、昆虫などを巧みに配置したフローラを、ここでは立体的に表現しており、ビジュアル言語における新たな解釈を追求し続けるグッチの姿勢が反映されています。

フィレンツェに古くから伝わるテキスタイル工芸をルーツとする一連のタペストリーは、創業初期のグッチオ・グッチの時代以降何十年にもわたって続くブランド発展の歴史を、順を追ってたどれるような形で展示されています。レイアウトや色、素材の移り変わりを通して物語は現代へとシフトし、最後にデムナによる現在のグッチの目指す方向性を提示しています。

小回廊には特注の自動販売機が設置され、La Famigliaのアーキタイプをイメージしてフィレンツェのシニョリーア広場にあるオールデイ カフェ&カクテルバー Gucci Giardinoが手がけた、缶入りドリンクを提供しています。ランダムに出てくるドリンクは、来場の記念品としても最適です。