『女ともだち(Le Amiche)』
(1955年制作 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ)
映画のあらすじ
映画は、デザイナーのクレリア(エレオノラ・ロッシ・ドラゴ)が生まれ故郷のトリノに帰郷し、ファッション ブティックを新たに開店するところから始まります。彼女は滞在先のホテルで、意識不明の女性ロゼッタ(マドレーヌ・フィッシャー)を発見します。あとで分かるのですが、ロゼッタは自殺未遂を起こしたのです。クレリアはロゼッタの友だちのモミナ(イボンヌ・フルノー)に会い、モミナはクレリアにソーシャライツの友人たちを紹介します。新しいブティックの工事を思い通りにしようとするクレリアですが、カルロ(エットレ・マンニ)との新たな関係に心を乱されます。ブティックでの仕事が終了するとともに、新しい友情も終わりを告げました。
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Photo courtesy: Titanus, Rai Cinema, and Cineteca di Bologna
『女ともだち』の特筆すべき点は、8人の個性ある登場人物のそれぞれのストーリーをみごとに描き、同時進行させたアントニオーニの腕にあります。アントニ
オーニはこの作品の中で、人為的に登場人物を紹介しようとはせずに、話を自然に展開させる手法を用いています。観客は、ひとりの人物の動きを追う中で、そ
の人物が別の人物に出会い、また新しいストーリーが展開していきます。すべての登場人物が出そろったところで、アントニオーニは交錯するストーリーを前に
後にとあざやかに辿り、どの人物もおろそかにするという印象を与えることないストーリー展開を成功させています。
2007年修復:
ボローニャ・フィルム・アーカイブ(Cineteca di Bologna)は、ミケランジェロ・アントニオーニの1955年の作品『女ともだち(Le Amiche)』を、オリジナルのモノクロ35mmネガからデジタル修復しました。オリジナルネガを、まず2Kの解像度でスキャンした後、そのスキャン データを使って、汚れや傷を取り除き、色補正して画像を安定させました。
さらに、音声もオリジナルサウンドネガを使ってデジタル復元しま した。こうして新たに復元されたフィルムとオーディオ エレメントを使って、デジタルインターネガが製作されました。そして、このデジタルインターネガから、モノクロのインターポジの微粒子マスターが製作さ れ、そこからアンサー プリントが作られました。このプリントをチェックした後、35mmモノクロ リリースプリントが作成されました。
ボローニャ・フィルム・アーカイブ(Cineteca di Bologna)は、ミケランジェロ・アントニオーニの1955年の作品『女ともだち(Le Amiche)』を、オリジナルのモノクロ35mmネガからデジタル修復しました。オリジナルネガを、まず2Kの解像度でスキャンした後、そのスキャン データを使って、汚れや傷を取り除き、色補正して画像を安定させました。
さらに、音声もオリジナルサウンドネガを使ってデジタル復元しま した。こうして新たに復元されたフィルムとオーディオ エレメントを使って、デジタルインターネガが製作されました。そして、このデジタルインターネガから、モノクロのインターポジの微粒子マスターが製作さ れ、そこからアンサー プリントが作られました。このプリントをチェックした後、35mmモノクロ リリースプリントが作成されました。





