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グッチは、1974年に設立され、重要なアートプロジェクトを企画、支援、展示、保存してきたことで国際的に高い評価を得ている非営利団体、Diaアート財団を支援しています。
90年の伝統をもち知名度のあるブランドとして、グッチは歴史的に重要な芸術作品や芸術的遺産を保存すること、そしてそれらを未来の世代に向けて伝えていくことに取り組んできました。このミッションの一環として、グッチは今日まで以下のようなDiaのプロジェクトを支援してきました。
イミ・クネーベル:24 Colors−for Blinky, 197/修復と展示
ウォルター・デ・マリア:The Lightning Field/保全地役権キャンペーン
ロバート・スミッソン:Spiral Jett/保全
巡回展覧会、ブリンキー・パレルモ:Retrospective 1964-1977
www.diaart.org
PROJECTS SUPPORTED BY GUCCI
イミ・クネーベル:Imi Knoebel’s 24 Colors–for Blinky, 1977/修復と展示
グッチは2007年、現在Diaの代表的コレクションになっているイミ・クネーベルの24 Colors–for Blinkyの完全修復と展示に必要な資金を助成しました。21枚の絵で構成される壮大な作品群は、クネーベルが初めて色彩に持続的に取り組んだもので、幾何学的な木製パネルが組み合わされていますが、いずれのパネルも直角を排除し、それぞれのパネルが単一の混じりけのない色彩で塗られています。
Imi Knoebel, 24 Colors-for Blinky, 1977. Installation view at Dia:Beacon, Beacon, NY. Dia Art Foundation, New York. Photo: Bill Jacobson.
Imi Knoebel, 24 Colors-for Blinky, 1977. Installation view at Dia:Beacon, Beacon, NY. Dia Art Foundation, New York. Photo: Bill Jacobson.
ニューメキシコ州奥地の砂漠地帯という人里離れた場所に展示されているThe Lightning Fieldは、20世紀後半のもっとも重要な美術作品のひとつとして国際的な評価を得ています。1マイル×1キロメートルの範囲に格子状に設置された400本のステンレススチールのポールで構成され、遠く離れた山並みと遙かかなたの地平線が自然の境界となっている壮大な作品です。投機的な不動産開発がこの地域に及ぼうとした時、Diaはこの作品を決定づける自然のなかの孤立感を守るために、The Lightning Fieldを中心に半径3マイルの土地を分割分譲することを阻止する計画を立てました。グッチからの助成を受け、Diaは2008年、危機にさらされた約6,000エーカーの牧場地の保全地役権を購入するために必要な資金を集めることができました。これによってThe Lightning Fieldが未来の世代にも体験される環境が守られました。
Walter De Maria, The Lightning Field, 1977. Long-term installation in Quemado, New Mexico. Photo: John Cliett. © Dia Art Foundation.
スミッソンの象徴的なアースワークは、ユタ州のグレイト・ソルトレークに展示されています。スミッソンは黒の玄武岩とこの地の土を使って、半透明の湖へと伸びる長さ1,500フィート、幅15フィートの渦巻き状の突堤を製作しました。2008年初め、DiaはSpiral Jettyから約5マイルの地点で、湖の石油掘削調査を行う計画があることを知りました。これによって作品の構図が損なわれ、地域の孤立感は失われ、スミッソンの彫刻作品の全体性が喪失してしまう危険性がありました。それに対し、Diaは作品とその周辺の自然環境を守るため、Spiral Jettyの周囲に緩衝地帯を設ける活動を開始しました。グッチは、多大な助成を行い、国際的な評価を得ている作品が継続的に鑑賞できる環境を維持しようとするDiaの活動を支援するうえで中心的役割を果たしました。
Robert Smithson, Spiral Jetty, 1970. Long-term installation in Rozel Point, Box Elder County, Utah. Photo: Gianfranco Gorgoni. Collection Dia Art Foundation.
Diaとバード大学のCenter for Curatorial Studies(CCS Bard)によって開催されたこの展示は、ドイツのアーティスト、ブリンキー・パレルモ(1943-1977)のアメリカにおける最初の包括的な回顧展です。パレルモの作品はヨーロッパでは高い評価を得ていますが、アメリカではほとんど見ることができませんでした。この回顧展は、アメリカでは未公開の作品を多く含む約60点を選び、各方面に大きな影響を与えたパレルモのキャリアにおけるあらゆる側面をアメリカのオーディエンスに紹介するものです。この回顧展はさらに、戦後の美術界に大きな足跡を残したパレルモの美学とその発展の軌跡を改めて詳細に描き出すものです。
Blinky Palermo, To the People of New York City (Part IX), 1976-77. Installation at Dia:Beacon, Beacon, NY. Dia Art Foundation. Photo: Bill Jacobson.
2010年10月―2011年1月:ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)
2011年2月-5月:ハーシュホーン美術館(ワシントンDC)
2011年6月―10月:Dia:BeaconならびにCCSバード・ヘッセル美術館(ニューヨーク州ハドソンバレー)
Blinky Palermo, To the People of New York City (Part XII), 1976-77. Installation at Dia:Beacon, Beacon, NY. Dia Art Foundation. Photo: Bill Jacobson.






